初めての哺乳瓶選び、迷っていませんか?
赤ちゃんを迎える準備は、ワクワクするけれど分からないことだらけですよね。
特に哺乳瓶は、たくさんの種類があって「どれを選べばいいの?」と悩んでしまうプレママ・プレパパも多いのではないでしょうか。
「素材は?」「大きさは?」「乳首って何が違うの?」
そんな疑問や不安を抱えていませんか?
哺乳瓶は、赤ちゃんが毎日使う大切なアイテム。
赤ちゃんの成長や授乳スタイルに合わないものを選んでしまうと、赤ちゃんがうまく飲めなかったり、ママ・パパの負担が増えてしまったりすることも…。
この記事では、
- 哺乳瓶の基本的な種類(素材・容量・乳首)
- それぞれのメリット・デメリット
- 赤ちゃんの月齢や授乳量に合わせた選び方のポイント
- おすすめの哺乳瓶
などを、分かりやすく解説します!
この記事を読めば、あなたと赤ちゃんにぴったりの哺乳瓶を見つける参考になるはずです。
ぜひ最後まで読んで、後悔しない哺乳瓶選びをしてみましょう!
【結論】失敗しない哺乳瓶選びはこの3つのポイントを押さえよう!
たくさんの情報を見る前に、まずは哺乳瓶選びで最も重要な3つのポイントをお伝えします。
素材
軽くて扱いやすいプラスチック製と衛生的で冷ましやすいガラス製があります。
利用シーンや重視する点で考えてみてください。
容量(サイズ)
新生児期メインなら小さめ(120ml〜160ml)、長く使うなら大きめ(200ml〜240ml)となります。
月齢と飲む量や素材の特性も考慮すると決めやすいです。
乳首
赤ちゃんの月齢と吸う力に合った穴の形・サイズを選びます。
赤ちゃんによる個人差もありますので、使用感を確かめながら検討することが大切です。
哺乳瓶の素材を選ぶ【プラスチック vs ガラス】それぞれの特徴と選び方
哺乳瓶の主な素材は「プラスチック製」と「ガラス製」の2種類です。それぞれにメリット・デメリットがあるので、ライフスタイルや重視するポイントに合わせて選びましょう。
プラスチック製のメリット・デメリット
プッラスチック製のメリット
軽い
とにかく軽いのが最大のメリット!
持ち運びやすく、赤ちゃんが自分で持ちたがる時期にも安心です。
割れにくい
落としても割れる心配が少ないため、外出時や落としてしまった後でも安心して使えます。
扱いやすい
軽くて割れにくいので、調乳や洗浄時の取り扱いが楽です。
価格が安い
ガラス製の哺乳瓶に比べて、価格が安い傾向があります。
プラスチック製の哺乳瓶はガラス製の哺乳瓶と比べるて非常に軽いです。
授乳時は赤ちゃんを抱えた状態で哺乳瓶を飲みやすい角度で維持する必要があるので哺乳瓶の軽さは腕の負担を減らすことにもつながりました。
また、授乳は寝不足でうとうとしながらおこなうことも多いので、手が滑って赤ちゃんに落としてしまったときの怪我防止にもなります。
壊れにくい特徴は、洗浄時や手が滑って落としてしまった時の割れている、欠けてしまうということが起こりにくいので安心感にもつながります。
プッラスチック製のデメリット
傷がつきやすい
洗浄時にスポンジで強くこすったり、落としたりすると細かい傷がつきやすいです。
傷に汚れが溜まると衛生面が少し心配になります。
匂いや色が移りやすい
ミルクの匂いや麦茶などの色が移ってしまうことがあります。
劣化しやすい
ガラス製に比べると、熱や紫外線による劣化が早いため、定期的な買い替えが必要になることがあります。
実際に使用した感想としては、ガラス製の哺乳瓶に比べると多少の傷や色の変化が見られますが、使用後に長時間の放置等をせず洗浄するといった通常の使用であれば、数ヶ月使用した程度では、買い替えを検討するほどの劣化は見られませでした。
傷や劣化が気になる方でも半年は十分に使用できるかと思います。
ガラス製のメリット・デメリット
ガラス製のメリット
衛生的
傷がつきにくく、汚れや匂いが落ちやすいので、清潔な状態を保ちやすいです。
煮沸消毒や薬剤消毒など、様々な消毒方法に対応できます。
冷ましやすい
熱伝導率が良いので、ミルクを作った後、流水などで冷ます時間を短縮できます。
劣化しにくい
熱や紫外線に強く、長く使えます。
2年程度(子供2人分)使用しましたが長期間の使用による傷や劣化は殆ど見られませんでした。
また、流水での冷却は体感でプラスチック製品の2/3程度の時間で済みます。
ガラス製のデメリット
重い
プラスチック製に比べると重さがあります。持ち運びや、赤ちゃんが自分で持つには少し負担になることも。
割れやすい
落としたりぶつけたりすると割れてしまう危険性があります。
特に外出時や赤ちゃんが自分で持ちたがる時期には注意が必要です。
プラスチック製に比べて重量感があるため、授乳時に負担を感じることがあります。また、洗浄時には手が滑って落としやすく何度かシンクに落としたことがありました。
割れる事はありませんでしたがガラス製ですのでヒビや欠けの不安もあり、哺乳瓶のチェックはかかせませんでした。
【結局どっちがいい?】素材選びのポイント
シーンに合わせて使い分けるのも賢い方法です。まずは両方の素材を試してみて、使いやすい方を選んだり、必要に応じて買い足したりするのも良いでしょう。
プラスチック製
- 軽さ
- 扱いやすさ
- 持ち運び
ガラス製より価格が安いので、傷がついたり劣化が見られたら買い替える、という前提で選択するのもアリ!
ガラス製
- 衛生面
- 冷ましやすさ
- 長期間の使用
ガッツリ洗っても傷を気にしなくてオッケー。ミルクは1秒でも早く冷めてくれるだけで気持ちが違います。
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プラスチック製哺乳瓶
ガラス製哺乳瓶
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容量で選ぶ【160ml vs 240ml】いつ、どれを選ぶ?
哺乳瓶の容量は、主に「160ml(Sサイズ)」と「240ml(M/Lサイズ)」の2種類が主流です。赤ちゃんの月齢や1回の授乳量に合わせて選びましょう。
月齢別・1回の授乳量の目安と回数
月齢 | 1回の授乳量目安 | 1日の授乳回数目安 |
新生児 | 80ml~120ml | 7~8回 |
1~2ヶ月 | 120ml~160ml | 6~7回 |
3~4ヶ月 | 160ml~200ml | 5~6回 |
5ヶ月以降 | 200ml~240ml | 5回 |
160ml(Sサイズ)がおすすめな時期・使い方
新生児~生後3ヶ月頃
1回の授乳量が少ないこの時期にメインで活躍します。コンパクトで調乳しやすく、持ちやすいのがメリットです。
少量の湯冷ましや麦茶用
授乳量が少ない時期を過ぎても、水分補給用に使うのに便利です。
授乳量が少ない新生児〜生後3ヶ月頃は少ない量を何回も授乳することになります。
メモリが見やすく作りやすいのほか、授乳時にもサイズが小さいので赤ちゃんの飲みやすい位置への微調整がしやすいです。
240ml(M/Lサイズ)がおすすめな時期・使い方
生後3ヶ月頃~
1回の授乳量が増えてくるこの時期から、卒乳まで長く使えます。
混合栄養の場合
母乳とミルクを併用する場合、ミルクの量が多くなることもあるため、最初から240mlを用意しておくのも良いでしょう。
3ヶ月頃になってくると1回の授乳量が増えます。
160mlだと赤ちゃんによっては足りないことも。
規定量を飲ませても足りないということも多くなってくることから、規定量より少し多めに作ることも多々あるので、240mlサイズを使用することでミルクを作る負担を減らすこともできます。
容量選びのポイント:何本ずつ用意する?
哺乳瓶は、洗浄・消毒のサイクルを考えて複数本用意するのがおすすめです。
最低でも3本
授乳→洗浄→消毒 のローテーションを考えると、最低3本は必要です。
余裕をもって4~6本
夜間の授乳や、外出時、双子の場合などは、もう少し多めに用意しておくと、ママ・パパの負担が軽減されます。
複数本使用した感想としては、哺乳瓶はあればあるだけ楽ができます。
哺乳瓶を洗う時間は「赤ちゃんが落ち着いている時間≒赤ちゃんが寝ている時間」です。
場合によってはずっとグズっていてあやしているうちに次の授乳時間に…。なんてことも。
近くにいないとグズってしまう、抱っこしていないと寝てくれないということも多々あります。
そのような自分がいつ休憩できるかわからない、今のうちに少しでも休みたい!といった状態で「哺乳瓶のストックが無い!」という状態はとてつもないストレスになります。
こういったことを防ぐためにも哺乳瓶は余裕をもった数を準備しておくことを強くおすすめします。
当初はガラス製哺乳瓶160mlを2本、プラスチック製哺乳瓶240mlを1本使用していました。
新生児〜3ヶ月頃までは、この本数と容量でカバーできていましたが、3ヶ月〜は哺乳瓶に不足を感じ始めてので240mlを4本としたところ圧倒的に負担が減りました。
個人差によりますが、本数を増やすことで余裕を持った授乳ができ、気持ちにゆとりが生まれます。
赤ちゃんの成長や授乳ペース、ライフスタイルに合わせて、最適な本数とサイズの組み合わせを見つけてください。
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乳首選び、赤ちゃんが飲みやすいのは?
哺乳瓶本体と同じくらい重要なのが「乳首」です。素材や穴の形・サイズが、赤ちゃんの飲みやすさに直結します。
乳首の素材
シリコーンゴム
透明で耐久性が高く、熱にも強いのが特徴。現在主流の素材です。匂いもつきにくいです。
イソプレンゴム(天然ゴム)
黄色がかった色で、シリコーンゴムよりも柔らかいのが特徴。
ママのおっぱいに近い感触と言われますが、ゴム特有の匂いがあり、劣化しやすいというデメリットも。
特別なこだわりがなければ、耐久性が高く扱いやすいシリコーンゴム製を選ぶのが一般的です。
乳首の穴の形とサイズ
乳首の先端にある穴の形やサイズによって、ミルクの出る量が変わります。赤ちゃんの月齢や吸う力に合わせて選びましょう。
丸穴 (S, M, Lなど)
哺乳瓶を傾けるだけでポタポタとミルクが出ます。吸う力が弱い新生児~低月齢の赤ちゃん向け。サイズが上がるにつれて穴が大きくなり、出る量が増えます。
- Sサイズ:新生児~
- Mサイズ: 生後2~3ヶ月頃~
- Lサイズ: 生後6ヶ月頃~
Yカット (スリーカット)
赤ちゃんが吸う力に応じてミルクの出る量が調整されます。吸わないとあまり出てきません。
離乳食が始まり、吸う力が強くなってきた赤ちゃん向け。
果汁など、ミルク以外の粘度がある飲み物にも。
クロスカット
Yカットと同様に、吸う力で量を調整できます。Yカットよりも出る量が多い傾向にあります。
繊維の多い飲み物にも対応しやすいです。
乳首選びのポイント:月齢と吸う力に合わせる
月齢はあくまで目安
同じ月齢でも、吸う力には個人差があります。赤ちゃんがむせたり、飲むのに時間がかかりすぎたりする場合は、サイズや形が合っていない可能性があります。
飲む様子をよく観察
時間がかかりすぎる、疲れて途中で寝てしまう
穴が小さすぎるかも?ワンサイズ上げてみる。
むせる、口からミルクがこぼれる
穴が大きすぎるかも?ワンサイズ下げてみるか、丸穴からYカットなどに変えてみる。
母乳との混合の場合
ママのおっぱいを吸うときと同じような口の動きを促す「母乳実感」タイプの乳首などがおすすめです。
乳首交換の目安
乳首は消耗品です。2~3ヶ月ごとを目安に、または以下のような状態が見られたら交換しましょう。
- 劣化して白っぽく濁ってきた
- 弾力がなくなってきた
- 亀裂や破損がある
- 穴が広がってきた
同じ哺乳瓶を長く使う場合でも、乳首は定期的にチェックし、交換することが大切です。
噛み癖などがなければ、適齢期中は交換せずに使えることが多いと思います。
まだ使えるから〜と思わずに、定期的にチェックし適齢期には交換するようにしましょう。
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【まとめ】あなたと赤ちゃんに最適な哺乳瓶を見つけよう!
ここまで、哺乳瓶の選び方について、素材・容量・乳首の3つのポイントから詳しく解説してきました。
哺乳瓶選びのポイントおさらい
素材
軽さ・持ち運びならプラスチック、衛生面・耐久性ならガラス。シーンでの使い分けも◎。
容量
新生児期メインなら160ml、長く使うなら240ml。飲む量が増えたら大きいサイズへ移行。
複数本用意するのが基本。
乳首
赤ちゃんの月齢と吸う力に合わせて、穴のサイズ・形を選ぶ。
飲む様子を観察して調整。定期的な交換も忘れずに。
どんな哺乳瓶を選べばいいか迷ったら…
初めての購入で迷う方
- 扱いやすいプラスチック製の160mlと240mlを1本ずつ試してみる。
- 衛生面が気になるならガラス製の160mlをまず1本。
- 人気の「母乳実感」タイプを選んでみる。(対応哺乳瓶をチェック!)
外出用に探している方
軽くて割れにくいプラスチック製の240mlがおすすめ。
母乳とミルクの混合栄養の方
240mlサイズをメインに用意。
母乳実感タイプの乳首がおすすめ。
哺乳瓶選びは、赤ちゃんの健やかな成長をサポートするための大切なステップです。
焦らず、赤ちゃんの様子を見ながら、そしてママ・パパが使いやすいと感じるものを選んでくださいね。
この記事が、あなたの哺乳瓶選びの助けになれば幸いです。
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ミルクづくりにはウォーターサーバーが便利!


水をいれて、お湯を沸かして等の手間がなく、すぐにミルクを準備できるので、作るストレスや待つストレスが軽減できます。余ったお湯や機械の洗浄などの手間も省けるのでぜひ活用しましょう。